2011年04月17日

水(゜∀゜)キター!!!!

つい先ほど断水が解消。
良かった、これでまたライフラインがすべて揃った。

今回の緊急断水は、当初噂されていた予定よりも早く、
結局丸43日間の断水で終わった。(今日はまた会社で水汲んで来たしw)
復旧に努力して下さった方、ありがとう。



この震災で、当たり前に使っていた電気、水道、ガスのありがたみを実感した。
どれかひとつ欠けただけでもどんなに不便な事か…。

生まれた時からあって当然の暮らしだったけど、恵まれていたんだね。



でも…被害の酷かった地域では、
一ヶ月以上過ぎた今もまだ復旧していない所もあるのだ。

私たちだけ申し訳ない気がしてならない。



節水、節電…そしてガスもなるべく押さえて…大事に使おう。





1492.JPG




3/21のワンコ。

ちょっと不細工な寝顔だけど…
安心して眠る姿に癒され、このコたちを守りたいと励まされた。

震災後一週間以上は余震の恐怖もあり、
娘たち、ワンコたちとリビングでシュラフに入り寝ていた。
仕事にもいけない状態だったので…ずっと一緒にいた中での事だ。



最近載せている写真はすべて携帯の物。
今、デジカメの中のデータを取り込めずにいる。

物理的な理由による物ではない。
どんな写真が取れていたのか、見返すこともまだ出来ない…

あの日、ほんの数時間前にいた場所で撮った写真。

そこに津波が押し寄せた事は後で聞いた。

ちょうど一ヶ月たった日の新聞、
まさにその場所の写真が大きく掲載されていた。

言葉も出ないほど変わり果てていた。
震えが来るほど悲惨な状況だった。

あの日そこで会った方たちは、無事だったのだろうか…。








posted by みみまま at 02:13 | TrackBack(0) | 日記 | このブログの読者になる | 更新情報をチェックする

2011年04月15日

時間が止まった場所

今日、用事があり震災後初めて多賀城方面を車で通った。

産業道路のジャスコ(イオン)を中心とした辺りと、
それに平行して走る45号線沿いの…多くの店舗が立ち並び一番賑わっていた地域を。

そこも津波が来た事は聞いたり、報道で見たりして知ってはいたし、
その瞬間を捉えた動画も驚きと恐怖を感じながら見てはいたのだけれど…

実際に自分の目で確かめて…言葉がなかった。
涙が溢れそうになるのを必死に我慢する事しかできなかった。


付近は、全体に砂埃や塵が舞っていて景色が霞んでいる。
まるで、歪んでいるのかと思うくらいだ。

幹線道路はほとんど普通に走行できるように片付けてあるが、
道路の周辺には、津波で流されたままの車もまだあるし、瓦礫もまだまだ残っている。
大型家電店の駐車場が瓦礫置き場と化してたり…


津波はどれほど大きな爪あとを残していったんだ。


あの場所だけのろのろと時間が過ぎているよう…
僅か道路1本隔てただけで、ガラッと景色が変わっていた。





1491.JPG




近所の公園のこぶしの花がやっと咲き…青空に眩しい。


でも、あそこに青空はあった?
煙る景色に呆然としてしまって…気づかなかった。


早く、何処にいても青空を感じられるようになればいいのに…。






水が止まって丸二日経過。
噂によると復旧するのは、19〜20日頃とか…

でも、まだ良い方だ、自分…ファイト!w



posted by みみまま at 01:03| Comment(0) | TrackBack(0) | 日記 | このブログの読者になる | 更新情報をチェックする

2011年04月13日

緊急断水

あの大地震以来頻繁に続く余震。

しかし先週初めぐらいからだいぶ落ち着いてきたように感じられていた…
が、そこを襲った4/7の大きな余震。

そして、今度は福島方面で大きい余震の連続。
まだまだ続きそうで…さらに他の地域でも連動して起こるのでは…と不安ばかりが募る。

まるで、前を向いて進もうとする気持ちを挫こうとしているようだ。




こちらでは、4/7の余震の影響で送水管から漏水。
ダムからの送水を今朝止めたそうだ。

午前10時から緊急断水と前日夕、広報車や緊急の回覧板が回って来た。
もちろん、ありったけの容器やお風呂に水の汲み置きをして備えた。
(まだこの時間もかすかに水は出ている。が、完全に止まるのも間もなくだろう。)

やっと、ガスが出たと思ったら余震のせいでまた停電。
それが解消したら、次は断水…解消日時は不明だそうだ。

まだ家にいれるだけマシと自分を励ますしかない…ため息でるけどバッド(下向き矢印)



まずは、何とかこの余震に治まってもらわないと…

お願いだからもう勘弁してーexclamation×2





1490.JPG




レンは、大きな余震が来ると怯えて震えが止まらなくなる。
小さくても余震の度にハッとして不安そうに辺りを見回している。

ラビは、大きな余震(震度4以上w)だと揺らすなーと言わんばかりに(?)吠えまくる。
(レンほど敏感ではない)

でも、そんなラビもあの大地震の後、二週間ぐらいは
私が少しでも見えなくなっただけで、泣いて大騒ぎだった。
声を掛けて立てば待ってられるのだが、忘れてふとトイレに行ったりしたらもう大変。
娘達がなだめても戻るまで大泣き(苦笑)

怖かったんだよね。
何が起こったかなんてよく理解できない中、
家が揺れ、凄まじい音はする、物は落ちてくる…だもんね。

人間だって怖いもん。
地震は、もうたくさんだーどんっ(衝撃)






posted by みみまま at 01:25| Comment(2) | TrackBack(0) | 日記 | このブログの読者になる | 更新情報をチェックする

2011年04月11日

一ヶ月…

あの日から早くも一ヶ月経ってしまった。

ライフラインが回復するまでの日々は、
生きるためだけに知恵を絞り奔走していたような感じで…
あっという間に過ぎていった気がする。

職場の復旧が進み仕事へと復帰しても
状況は手探り…この日々も駆け足で過ぎた。

3週間余りは、まるで夢の中にいたようだった…悪い夢の中に。


夢から覚めてはじめて、辺りを見回せば、残念ながら現実の事で…


でも、少しだけど前には進んでいたんだと実感が持てた矢先に
希望を打ち砕くような大きすぎる余震。

また悪夢に突き落とされかけたけど…

やっと暖かさを感じられるようになった春の日差しに助けられた気がする。



気がつけば梅が咲いていた。




1489.JPG




例年なら桜が咲いていても不思議じゃない季節なのに…随分と遅かったね。






家族を探し続けている方や
先の見えない中、避難所で暮らす方もまだ大勢いらっしゃる。

あの日のあの時間を境に大きく変わってしまった生活…

明るい光りが本当に射すのか信じられなくて…
きっとまだ暗い冬の中にいる気分だよね。

その方たちにも早く明るくて暖かい光りが射すよう努力しなければ。





posted by みみまま at 10:00| Comment(0) | TrackBack(0) | 日記 | このブログの読者になる | 更新情報をチェックする

2011年04月10日

4/7〜4/9

4月7日深夜の地震。
大きな揺れに3.11の恐怖が蘇った。

揺れ方は違えども大きさは匹敵…もしくは強かったようにすら感じた。
M7.1との発表が信じられないぐらい…。

実際、我が家は前回よりも多くの物が散乱。
壊れた食器も多数だバッド(下向き矢印)

壁紙にも多くの隙間(というか亀裂?)ができた。
壁紙だけでなくその内部自体も怪しい感じで…詳しく把握するのが怖い。

次に大きな余震が来たらもたないのでは?我が家たらーっ(汗)

ガラス一枚も大きな亀裂が走り、砕け散りこそしなかったが完全に隙間ができた。
はめ込みガラスの部分なので外すに外せず、
でもこのままでは雨が吹き込んできそうなので、
ガムテープと水を吸収しそうなペットシーツを貼って応急処置だ(苦笑)

揺れの途中で停電してしまったし、夫はまた帰宅できなくなったので、
断水に備えて水だけ汲んだ後、1時間程、車の中に避難していた。

が、ご近所も静かだったので家に入ったが怖くて眠れない。
リビングでシュラフに包まったが、明るくなるまで寝付けなかった。
…不気味に静かな夜だった。

新聞配達のバイクが来た音がして、それからしばらくたった頃、
ご近所さんが動き出した音や声がかすかに聞こえ始め…
ちょっぴり安心してウトウト…

携帯の呼び出し音で目が覚めた。いつの間にか8時だ。

電話は上司からで、会社は停電しておらず出荷できたそうだ。
安否と今日の勤務の確認だった。

台所の割れた食器と玄関付近だけ片付け出社した。

停電で信号がついていないので、利府街道へ出るのが怖かった。
通勤のためにはさらに45号線も越えて行くのだが、そちらは信号がついていてホッとした。

会社もようやく少しずつ生産を増やしていた所だったのに、
今朝はまた最低限の出荷だけになってしまったようだった。

明日以降の分についても相手先が停電していたりするので、
状況を把握した上で生産しなければならず…連絡を取るのに大混乱…
目が回るほど忙しかったバッド(下向き矢印)

帰り道も45号線以外はまだ停電中で渋滞する中、神経を使う運転でさらにぐったり。

帰宅するまでに停電が解消しているのではという期待はあっさり夢に消え、
夕飯の支度をしているうちに暗くなってしまった。
今回は、水とガスは止まらなかったのがせめてもの救いだ。

夫が震災以降、初めて皆との夕飯に間に合う時間に帰宅した。
家の被害が前回より酷いとメールしてあったので、心配して早く帰ってきたのかも。
暗い中で見て回り、思ったよりは大丈夫だったと言っていたが、
そんなに煽るメールはしてないし、淡々と書いただけだ。
どんな想像してたんだかあせあせ(飛び散る汗)

暗いと何もすることがない。
24時間たっても停電は解消しないので早寝だ。

我が家のライフラインは、4/2にガスが復旧したのが最後で…
その日にお風呂に入り、やっとパジャマに着替えて寝るようになった所だったのだが、
また怖いので、いつでも逃げられるように服を着て寝た。

4/9、起きたら電気が来ていたるんるん
諦めて寝ている間に解消したようだ。
母の話では早朝4時頃トイレに起きた時にはもうついていたらしい。
良かった。暗いとやはり不安だし、ニュースが見れないと取り残されているようで心配だ。
震災以来、毎日、新聞を隅々まで読んでいるが、即効性ではTVニュースには敵わないもの。

昨日は仕事での疲れもあって進まなかった片付けだったが、
今日はガッカリ感に支配されてしまって何も手をつける気になれなかった。
二階は物が落ちて散乱したままだ。

前回は電気がつき掃除機が使えるようになったのと同時に着手したのだけれど…
また同じ事を一から…と思うとホント心が折れそうだよ。

私は、家族も家も失くしてはいないから…と言い聞かせて、
不自由だったこの一ヶ月近く、我慢して少しでも前に…と思って過ごしてきたのに、
それを嘲笑うかのように崩されて…がっかりしてしまう。

それに、M8クラスの余震が起こる可能性もゼロではないそうだし…

投げやりになってはいけないけれど…ちょっと疲れた…。




1488.JPG




ワンコたちがずっと通っていた動物病院も場所的にたぶん津波の被害に合ったハズ。
獣医さんや看護士さんは無事だったのだろうか…。電話は通じない。



posted by みみまま at 02:40| Comment(2) | TrackBack(0) | 日記 | このブログの読者になる | 更新情報をチェックする

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